slow pace~ゆるやかな歩みと日常の思い

やわらかであれ。穏やかであれ。そう願い続けて生きてきた、私の呟き。

ときどきは上を向いてみよう

ずっと下を見る生活をしています。

子供と並んで話しながら歩くと、横にいる子を見下ろす目線になる
(私のほうが身長が高い)

洗濯物を畳む

スマホ・タブレットを操作する
(例外:パソコンは斜め上のディスプレイを見るので肩が凝る)

料理をする手元を見る

いろいろいろいろ・・・・。


という感じで。日常の動作は「下を見る」ことばかり。

これじゃあ猫背や巻き肩にもなるでしょうし、前面の腹筋も使わないから弛むし、背面もガチガチに緊張しっぱなしという。


というわけで、何だか全身ガッチガチで固くてだる重いのです。

そろそろいつものリセットストレッチだなぁ。

ヨガストレッチ。
これを習慣にし始めて明らかに体が柔らかくなったのを実感してます。
若い頃のほうが体が固かった。


自身の柔軟性の確認基準としては
「起立した状態で床にぺたりと手のひらが届くかどうか」

ガチガチの時はスムーズにいかず、ストレッチ後はするっとぺったり両手のひらが床に付くようになります。
(夫や子供はこれが届かずガチガチ派です)

で。
連日ストレス多忙で緊張続きだと目線も下に下がっていって、体もじわじわ背中が丸く、固くなっていくのですよ。

自分がまるでダンゴムシにように外敵から身を守るように、まーるくなっていく。

今の季節だと帽子を目深にかぶり、まふまふマフラーで口元まで覆って。
外出する時「ああ、何だか防壁みたい」だと安心感があります。

でも、それは多分結構自分のメンタルが弱っているのだと。

このままではいけないなと、せめて家の中だけでも守りを解こうと
意識して上を見上げることを心がけるようにしました。

外で空を見上げるほどのパワーはなく
だけど安心出来る家の中では、私はのびっとなれる。


そうか、私はダンゴムシなのだったかな。


ちなみに子供に「ダンゴムシ!」と声かけると
「まるまるっ」と言いながら背中を丸めてダンゴムシのポーズをとってくれます。
その姿が可愛いのです。
幼稚園時代の地震訓練時の体勢だそうです。
(ダンゴムシになって机の下に入ってねーという先生の声掛け)

ダンゴムシポーズは身を守る体勢。

でも、いつもダンゴムシ状態では体が無理しちゃう。たまには伸びたい。

だから時々くいっと顎を上に反らせて、上を見上げる。

そうやって緊張を解いて、リセットするわけです。


「外」に向かう時は再びやっぱり、目線は下向きのダンゴムシになっちゃうのですけどね。